駅までの徒歩分数について

皆さんこんにちは。

今回は賃貸物件の徒歩分数ついてお話させて頂きます。
「不動産の募集図面に書いてある徒歩〇分って信用できない」と感じている方は多いのではないでしょうか？

駅から実際に歩いてみたら表記の徒歩分数よりも時間がかかったという経験をした人も多くいるかと思います。
こちら何を基準しているかを解説させて頂きます。

■不動産広告の徒歩表示には明確な規定がある■

実は物件情報を表示する際の共通ルールである“不動産の表示に関する公正競争規約”によって、計算方法が定められています。

そこには、道路距離８０ｍ＝１分と決められており、１分未満の端数は切り上げて計算すると定められています。

つまり、不動産屋のスタッフが実際に歩いて計測しているわけではなく、地図上で道路距離を調べて徒歩表示を計算しています。
この８０ｍ＝１分というのが人によって歩くスピードが違うため、徒歩表示と実際の分数が異なる原因となります。

また、信号や踏切などの待ち時間はカウントしていないことや、急な坂道や階段があっても計算方法は変わらないことも徒歩表示と実際の分数が異なる大きな要因となっています。

いかがでしたでしょうか？

補足になりますがターミナル駅などの大きい駅ですと〇番出口など、出入り口が沢山あります。
勿論ですが、徒歩の距離計算は物件から一番近い出口までで計算する為、実際にホームにたどり着くまでは表記より、プラスで数分かかってしまいます。

自分は昔住んでいた物件は図面では駅まで10分でしたが、最寄の出口が遠くホームまでは15分以上かかる物件でした・・・(泣)

お話し少し長くなりましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。