みなさんこんにちは。
今回はお部屋探しで意外と重要なポイント、「お風呂」と「トイレ」など水まわりの間取りについて詳しくご紹介します。
特に「お風呂とトイレは別がいい!」とお考えの方は多いのではないでしょうか?
私自身もそのタイプで、やはり別々になっていると快適さが違います。
近年では、ほとんどの賃貸物件が「お風呂・トイレ別」の間取りになっていますが、実はその中にもいくつかのバリエーションがあることをご存じでしょうか?
今回は、水まわりの間取りを「セパレート」という観点から種類別にわかりやすく解説していきます。
◆ 3点セパレート(完全独立タイプ)
「浴室・トイレ・洗面所」がすべて独立しているタイプです。
最も快適性の高い水まわりの間取りと言えるでしょう。
メリット:
すべてのスペースがしっかり分かれているため、プライバシーを保ちやすい
トイレが個室なので、収納やインテリアの工夫がしやすい
脱衣スペースがあり、洗濯や着替えもスムーズ
浴室には洗い場と浴槽が分かれていて、ゆったりとしたバスタイムを楽しめる
洗面台が独立しており、収納力のあるタイプも多い
デメリット:
掃除箇所が多く、少し手間がかかる
私個人としては、この掃除の手間以外に大きな欠点は見当たりません。
◆ アメリカンセパレート/ヨーロピアンセパレート
浴室とトイレは分かれているが、「洗面所とトイレ」が同じ空間になっているタイプです。
特にデザイナーズ物件などに見られることもあります。
メリット:
3点セパレートよりも家賃が比較的安い傾向
脱衣スペースが確保されている
浴室には洗い場と浴槽があり、十分な広さ
洗面台の収納が多い物件もある(ただしデザイン重視の物件では省略されることも)
デメリット:
洗面所とトイレが同じ空間なので、来客時などに気を使う場面も
清潔感を保つにはこまめな掃除が必要
ヨーロピアンタイプは見た目優先で機能性が落ちるケースも
デザイン性を重視する方には魅力的な一方、日常使いの快適さという面では人を選ぶかもしれません。