お風呂の機能について

みなさんこんにちは。

今回は、賃貸物件を探している方なら一度は耳にしたことがある「お湯張り」「追い炊き」「オートバス」機能の違いについて詳しくご説明いたします。

最近の賃貸物件では、単にお風呂にお湯をためるだけでなく、さまざまな便利機能が備わっているケースが増えています。物件情報の図面に「お湯張り機能付き」や「追い炊き機能付き」「オートバス対応」などと記載されていることがありますが、それぞれどのような仕組みで、どんなメリットがあるのかを知っておくと、物件選びの際にとても役立ちます。

まず「お湯張り機能」についてですが、これは浴槽の栓をしめてボタンを押すだけで、あらかじめ設定した温度と湯量まで自動でお湯をためてくれる便利な機能です。湯量が設定値に達すると「ピピッ」という音で知らせてくれるタイプが多く、忙しいときでも安心。

最近の機種では温度やお湯の量を細かくカスタマイズできるようになっており、自分の好みに合わせた快適な入浴が可能です。この機能は比較的多くの賃貸物件で採用されており、特に1Kやワンルームタイプでも見かける機会が増えています。

次に「追い炊き機能」ですが、これは一度ためたお湯が時間の経過でぬるくなってしまった際に、再び温め直してくれる機能です。
例えば、同居している家族の入浴時間がずれてしまったときや、長風呂でお湯が冷めてしまったときなどにとても便利です。

給湯器にはガス・石油・電気の3タイプがあり、ガス給湯器や石油給湯器は燃料を燃やして熱を発生させ、その熱でお湯を再加熱します。電気給湯器（電気温水器）は電気の力でお湯を温める仕組みです。

追い炊き機能は、一般的に1DKや1LDK以上の間取りで採用されることが多く、ゆったり入浴を楽しみたい方や複数人で住む方には重宝されます。

中にはデザイナーズマンションや高級分譲仕様の1Kタイプにも導入されていることがあります。
そして最後に「オートバス機能」。これはまさに“お風呂のフルオート化”ともいえるシステムで、浴室の外、たとえばキッチンやリビングに設置されたリモコンから、お湯張り・追い炊き・温度調整などをワンタッチで操作できるのが特徴です。

中でも「フルオートバス」は、湯量や温度が下がると自動でお湯を足したり、追い炊きをしたりして、常に快適な温度を保ってくれる高機能タイプ。一方で「セミオートバス」は基本的なお湯張りや温度管理は自動ですが、足し湯や追い炊きは手動で行うタイプです。

オートバス機能は主に1LDK以上のファミリー向け物件や高級賃貸マンション、分譲タイプの物件で多く採用されています。忙しい日常の中でお風呂の準備を自動化できるのは大きな魅力ですよね。

このように、一口に「お風呂機能」といっても、それぞれの役割や利便性は異なります。物件を選ぶ際には、「どの機能が自分の生活スタイルに合っているか」を意識してチェックするのがおすすめです。

例えば、一人暮らしで短時間の入浴が多い方ならお湯張り機能で十分ですが、家族と暮らす場合や入浴時間がバラバラな場合は追い炊き機能付きが便利です。さらに快適さや省エネ性を求めるなら、オートバス機能搭載物件を選ぶとよいでしょう。お風呂は一日の疲れを癒す大切な時間です。
ぜひこの記事を参考に、あなたの理想のバスライフを実現できる賃貸物件を見つけてくださいね。

いかがでしたでしょうか。

お引越しの際に参考にして頂けたら幸いですm(__)m

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