管理費と共益費の違いはなに？

こんにちは！

今日は管理費と共益費の違いはなんなのか？を説明したいと思います。

 

■まず管理費とは何？

 

管理費とは、読んで字のごとく物件を管理する上で必要となる費用のことです。

たとえばモニターホンや防犯カメラの維持、常駐や巡回されている総事業者や管理人さんの人件費なども含まれます。

 

また、もし大家さんが管理会社などに管理を委託していれば、その分の費用もこの管理費から出ていることになります。

 

私たち借主が快適な生活を維持できるよう、

物件の設備などを整備するために使われるのが管理費です。

 

■共益費とは何？

借家人が共用して使う設備や施設の運営や維持をするための必要な費用のこと。

 

管理費は共用部分の固定資産税や、マンションの管理人を雇うための費用といえます！　共益費は共用部分の電気代のほか、清掃や蛍光灯の交換などに使われると考えれば分かりやすいかと思います。

 

しかしこれら2つはほぼ同じようなもので、徴収する際にはどちらか一方、もしくは「管理費・共益費込み」などと表示されています！

 

・エレベーターや浄化槽、アンテナなどの点検・維持
・共同の水道や電気代の支払い
・共用部分を管理してくれる人の人件費
・花壇の手入れなど

 

つまりこれらの使い道には、正しい決まりはないということがいえます。

 

■　管理費や共益費が家賃とは別に表示されている理由

 

例えば「家賃10万円、管理費なし」という物件と「家賃9.5万円、管理費5000円」という物件では、後のほうがお得に感じられますよね？　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

物件検索のときにも、家賃の額が低ければ低価格帯の物件を探すとき、検索にヒットしやすくなるんです。

 

部屋を借りる側にとっても、家賃が安ければ敷金や礼金の金額を抑えることができるメリットがあります。

 

つまり、管理費や共益費が設定されている物件を選べば初期費用を節約することもできるという事です。

 

賃貸物件の管理費や共益費は、共用部分の維持管理のために使われています。

 

管理費や共益費の記載がない物件は、家賃にこれらが含まれていると考えましょう。

 

賃貸物件を契約するときには、家賃の金額だけでなく管理費や共益費の金額が適切かどうかという点にも注目して、

 

最適な物件を選びましょう！　

 

どちらが適切なのかわからない場合は担当に直接聞いてみましょう！

 

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